オアシスは100均セリアで手に入る!使い方からアレンジまで詳しく紹介

100均グッズ活用術

フラワーアレンジメントに欠かせないアイテム、「オアシス」。お花屋さんで見るような、 সুন্দরなアレンジメントを作ってみたいけれど、オアシスはどこで手に入るの?値段は高いのでは?と思っている方も多いのではないでしょうか。

実は、そんなオアシスが私たちの身近な100均のセリアで手軽に購入できるんです。セリアのオアシス(フローラルフォーム)があれば、誰でも簡単にお花の生け込みやアレンジメントを楽しむことができます。

この記事では、セリアで販売されているオアシスの種類から、基本的な使い方、素敵なアレンジメントのアイデア、そして知っておきたい注意点まで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。100均のアイテムを使って、お部屋に彩りを添えるフラワーアレンジメントに挑戦してみませんか?

100均セリアで買えるオアシス(フローラルフォーム)の種類

セリアでは、フラワーアレンジメントの土台となる「オアシス」、正式には「フローラルフォーム」という名前で販売されています。100円(税抜)という手頃な価格で手に入るため、初心者の方でも気軽に試すことができるのが最大の魅力です。まずは、セリアでどのような種類のオアシスが手に入るのか、その特徴を見ていきましょう。

セリアの定番!「フローラルフォーム」

セリアで販売されている最も一般的なオアシスは、緑色のブロック状の「フローラルフォーム」です。多くの場合、園芸用品やハンドメイドコーナーに置かれています。サイズは店舗によって取り扱いが異なる場合がありますが、自分で好きな大きさにカットして使えるため、小さな器から少し大きめのカゴまで、さまざまなアレンジに対応可能です。1つ110円(税込)なので、失敗を恐れずに練習できるのも嬉しいポイントです。この手軽さが、多くの方に選ばれている理由の一つと言えるでしょう。

セリアで販売されているフローラルフォームは、主に生花用の吸水タイプです。パッケージに「生花用」や「給水タイプ」といった記載があるか確認しましょう。

生花にも使える?セリアのオアシスの特徴

セリアのフローラルフォームは、しっかりと水を保持してくれるため、生花のフラワーアレンジメントに問題なく使用できます。水を吸わせることで、生けたお花に継続的に水分を供給し、長持ちさせてくれるのです。プロが使用する高価なオアシスと比較すると、保水力や密度に若干の違いはあるかもしれませんが、家庭で楽しむアレンジメントや、ちょっとしたプレゼントを作るには十分な品質です。また、柔らかくてカッターなどで簡単にカットできるため、器の形に合わせて自由に成形できるのも特徴です。円形の器や、変わった形の器にもぴったり合わせることができます。

他の100均(ダイソーなど)との比較

オアシス(フローラルフォーム)は、セリアだけでなく、ダイソーなどの他の100円ショップでも販売されています。各社でサイズや形状、硬さに少しずつ違いがあります。

100円ショップ 商品名 特徴
セリア フローラルフォーム 比較的柔らかく、初心者でも扱いやすい。
ダイソー 吸水フローラルフォーム 複数のサイズ展開がある場合が多く、用途に合わせて選びやすい。

例えば、ダイソーでは大きさの異なる複数の種類が販売されていることがあり、作りたいアレンジの規模に合わせて選ぶことができます。セリアのものは比較的柔らかく、カッターで切りやすいという声も聞かれます。どちらが良いということではなく、作りたいアレンジの大きさや、ご自身の使いやすさで選ぶのがおすすめです。いくつかの店舗を回って、自分に合ったものを見つけるのも楽しいかもしれませんね。

オアシスの基本的な使い方をマスターしよう

セリアでオアシスを手に入れたら、次はいよいよ使い方をマスターしましょう。正しい使い方を覚えることで、お花をより長く、美しく保つことができます。特に最初の「吸水」はとても重要なステップです。ここで失敗しないためのポイントを詳しく解説していきます。

最初のステップ!正しい吸水方法

オアシスを使う上で最も大切なのが、正しい方法で水を吸わせることです。これを間違えると、オアシスの中心部まで水が浸透せず、お花がすぐに枯れてしまう原因になります。

絶対にやってはいけないのは、上から無理やり水に沈めたり、蛇口から直接水をかけることです。これをすると、表面だけが濡れてしまい、内部に空気の層ができて水が染み込まなくなってしまいます。

【正しい吸水方法】

  1. 大きめの容器にたっぷりの水を張る: オアシスがすっぽりと浮くくらいの、深さのあるバケツやボウルを用意します。
  2. オアシスをそっと水に浮かべる: 無理に押さえつけず、自然に浮かべてください。
  3. 自然に沈むのを待つ: オアシスが自らの重みで徐々に水を吸い、沈んでいくのを待ちます。完全に沈むまで、数分から十数分程度かかります。水を含んだオアシスは色が濃い緑色に変わるので、それが完了のサインです。

この手順を守るだけで、オアシス全体にムラなく水をいきわたらせることができます。

アレンジの土台作り!カットのコツ

吸水させたオアシスは、アレンジメントを入れる器に合わせてカットします。カッターナイフやパン切りナイフなど、刃渡りの長いものを使うとスムーズに切ることができます。

【カットのポイント】

  • 器の大きさに合わせる: 器の口よりも少し大きめにカットし、押し込むようにセットすると安定します。ぐらぐらしないように、ぴったりとはまるサイズに調整するのがコツです。
  • 高さを調整する: 器の縁からオアシスが2〜3cm程度高くなるようにセットするのが一般的です。こうすることで、横や斜め方向にもお花を挿すスペースが生まれ、立体的なアレンジメントを作ることができます。
  • 面取りをする: 器にセットした後、オアシスの角を斜めにカット(面取り)しておくと、お花を挿せる面積が広がり、アレンジの幅が広がります。

カットした際に出るオアシスの破片は、隙間を埋めるのに使えることもあるので、すぐには捨てずに取っておくと便利です。

お花をきれいに見せる!挿し方のポイント

土台の準備ができたら、いよいよお花を挿していきます。ここでもいくつかのポイントを押さえることで、仕上がりが格段に美しくなります。

【挿し方のポイント】

  • 茎は斜めにカットする: お花の茎は、ハサミで斜めにカットします。こうすることで、断面積が広くなり、水の吸収が良くなります。
  • 挿す長さを決める: 最初にメインとなるお花の長さを決め、それを基準に他の花材を配置していくとバランスが取りやすいです。
  • 一度挿したら挿し直さない: オアシスは一度穴を開けると元には戻りません。何度も同じ場所に挿し直すと、穴が広がってしまい、お花が固定されなくなってしまいます。どこに挿すかよく考えてから、一回で決めるようにしましょう。もし挿し直す場合は、少しずらした場所に新しい穴を開けるようにしてください。
  • 深く挿しすぎない: 茎がオアシスの底についてしまうと、水の吸い上げが悪くなることがあります。2〜3cm程度の深さを目安に挿すと良いでしょう。

吸水させるときの注意点

オアシスの吸水は簡単なようで、いくつか注意すべき点があります。これらを知っておくことで、失敗を防ぎ、オアシスの性能を最大限に引き出すことができます。

まず、一度乾燥させてしまった吸水後のオアシスは、再利用できません。乾いてしまうと、二度と吸水しなくなる性質があるためです。そのため、アレンジメントを作っている最中や、完成後もオアシスが乾かないように、こまめに水を足してあげることが大切です。

また、吸水に使う水は、清潔な常温の水を使用してください。お湯を使うと吸水が早まると思われがちですが、かえってオアシスの構造を壊してしまう可能性があります。同様に、冷たすぎる水も避けた方が良いでしょう。

さらに、大きなオアシスを一度に吸水させる場合、かなりの量の水が必要です。途中で水位が下がってオアシス全体が水に浸からなくならないよう、十分な量の水を用意しておくことが重要です。

セリアのオアシスで挑戦!簡単フラワーアレンジメント

セリアのオアシスを使えば、お花屋さんのような本格的なアレンジメントも夢ではありません。ここでは、初心者の方でも気軽に挑戦できる、簡単でおしゃれなフラワーアレンジメントのアイデアをいくつかご紹介します。身近な材料を使って、季節感あふれる作品を作ってみましょう。

初心者向け!小さな器で楽しむミニアレンジ

最初は、大きな作品に挑戦するのではなく、マグカップやジャムの空き瓶、セリアで販売されているような小さな器を使ったミニアレンジから始めてみるのがおすすめです。

【ミニアレンジの作り方】

  1. 器の大きさに合わせてオアシスをカットし、吸水させてセットします。
  2. メインになるお花(例えばガーベラやミニバラなど)を1〜2本、中心に挿します。
  3. その周りを埋めるように、カスミソウやスターチスなどの小さなお花や、グリーン(葉物)を挿していきます。
  4. 全体のバランスを見ながら、器の縁を隠すようにグリーンを挿すと、より完成度が高まります。
ポイントは、お花の「顔」の向きを意識することです。全てが正面を向くのではなく、少しずつ向きを変えてあげると、自然で生き生きとした表情のアレンジになります。

少ない花材でも、高低差をつけたり、グリーンを効果的に使ったりすることで、とても可愛らしいアレンジメントが完成します。食卓や玄関、デスク周りなど、ちょっとしたスペースに飾るだけで、お部屋がぱっと華やかになりますよ。

季節のイベントを彩るアレンジアイデア

セリアのオアシスは、季節ごとのイベントを盛り上げるデコレーション作りにも大活躍します。100均で手に入る小物と組み合わせれば、オリジナリティあふれる素敵な作品が作れます。

  • クリスマス: ヒバや杉などの針葉樹をベースに、松ぼっくりや赤い実(ヒペリカムなど)、ミニリンゴなどを飾り付けます。セリアで手に入るクリスマス用のピックや小さなオーナメントを加えれば、手軽にクリスマスらしいテーブルアレンジが完成します。
  • お正月: 松や千両、葉牡丹、菊などを使い、和風のアレンジに挑戦してみましょう。セリアで販売されている水引や和柄のピックを添えると、ぐっとお正月らしい雰囲気が出ます。小さなカゴや升を器に使うのもおすすめです。
  • ハロウィン: オレンジや紫、黒といったハロウィンカラーのお花(オレンジのガーベラ、紫のトルコキキョウなど)を中心に、カボチャのピックやコウモリのオーナメントを飾ります。ドライの枝などを加えると、より雰囲気が出ます。

このように、季節のイベントに合わせて花材や小物を変えるだけで、一年中フラワーアレンジメントを楽しむことができます。

造花やドライフラワーでも大活躍

セリアで販売されているオアシスは生花用ですが、実は造花(アーティフィシャルフラワー)やドライフラワーのアレンジメントにも使用できます。この場合、もちろん吸水させる必要はありません。乾いたままの状態で器にセットし、花材を挿していくだけです。

生花と違って茎が柔らかい造花の場合は、ワイヤーを茎に巻き付けて補強(ワイヤリング)してから挿すと、安定しやすくなります。ドライフラワーは非常にデリケートで折れやすいため、優しく丁寧に扱うのがポイントです。

造花やドライフラワーのアレンジメントは、水やりなどのお手入れが不要で、長期間美しい状態を保つことができるのが大きなメリットです。玄関や窓のない部屋など、生花を飾るのが難しい場所にもぴったりです。セリアには素敵な造花やドライフラワーもたくさん揃っているので、オアシスと一緒に購入して、オリジナル作品作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

知っておきたい!オアシスに関するQ&A

オアシスを初めて使うときには、色々な疑問が浮かんでくるものです。ここでは、よくある質問とその答えをまとめました。使い方に迷ったときや、後片付けの際に参考にしてください。

オアシスは再利用できる?

結論から言うと、一度使用したオアシスの再利用はおすすめできません

その理由はいくつかあります。まず、一度お花を挿した穴は元に戻らないため、同じ場所に新しいお花を挿してもぐらついてしまい、うまく固定することができません。また、古いオアシスの中では雑菌が繁殖しやすく、新しいお花を挿してもすぐに傷んでしまう原因になります。衛生面を考えても、毎回新しいものを使用するのがベストです。

ただし、大きなアレンジメントで使ったオアシスで、まだ傷んでいないきれいな部分が残っている場合、その部分だけをカットして小さなアレンジに再利用するという方法はあります。しかし、保水力は確実に落ちているため、お花が長持ちしない可能性が高いことは覚えておきましょう。基本的には、オアシスは使い捨てであると考えるのが一般的です。

使い終わった後の処分方法は?

使い終わったオアシスの処分方法に迷う方も多いようです。オアシスは、ポピュラーなものではフェノール樹脂というプラスチックの一種からできており、自然に土に還ることはありません

そのため、燃えるゴミとして処分するのが一般的です。ただし、自治体によってゴミの分別ルールは異なります。お住まいの地域のルールを確認し、「燃えるゴミ」なのか「プラスチックゴミ」なのか、正しい方法で処分するようにしてください。

処分する際は、まずオアシスに含まれている水分をできるだけ抜くことが大切です。新聞紙などの上に置いて、手で優しく押し付けるようにして水を絞り出します。その後、数日間天日干しにするなどして、しっかりと乾燥させてからゴミ袋に入れると、重さを減らすことができ、衛生的です。細かく砕いてから乾かすと、より早く乾燥させることができます。

オアシスの代わりになるものはある?

「オアシスを買い忘れてしまった」「少しだけ使いたい」という時に、身近なもので代用できないかと考えることもあるでしょう。100均で手に入るもので、オアシスの代用品として使える可能性のあるものをいくつかご紹介します。

  • メラミンスポンジ(激落ちくんなど): お掃除グッズとしてお馴染みのメラミンスポンジも、水を吸わせてオアシスの代わりに使うことができます。ただし、オアシスほど保水力は高くないため、お花が長持ちしにくいというデメリットがあります。また、少し硬いので、茎の柔らかいお花は挿しにくいかもしれません。
  • キッチンスポンジ: 食器洗い用のスポンジも代用品になります。柔らかい面と硬い面があるので、用途によって使い分けると良いでしょう。こちらも保水力はオアシスに劣ります。
  • 吸水性ポリマー: 園芸用品コーナーにある、土に混ぜて保水性を高めるためのジェル状のポリマーも活用できます。透明な容器に入れれば、見た目も涼しげなアレンジが楽しめます。

これらの代用品は、あくまでも応急処置的なものです。本格的なアレンジメントを作りたい場合や、お花を長く楽しみたい場合には、やはり専用のフローラルフォーム(オアシス)を使用するのが最もおすすめです。

まとめ:セリアのオアシスで気軽にフラワーアレンジメントを楽しもう

この記事では、100均セリアで手に入るオアシス(フローラルフォーム)について、その種類から使い方、アレンジ方法、注意点まで詳しく解説してきました。

セリアのオアシスは、110円(税込)という手頃な価格でありながら、生花のアレンジメントに十分使える品質を持っています。正しい吸水方法さえマスターすれば、初心者の方でも簡単にお花の土台を作ることができ、カッターで自由に形を変えられるため、様々な器に対応できるのも魅力です。

小さなミニアレンジから季節のイベントを彩る作品、さらにはお手入れが簡単な造花やドライフラワーのアレンジまで、セリアのオアシス一つで、アイデア次第で無限の楽しみ方が広がります。この記事を参考に、ぜひお近くのセリアでオアシスを手に入れて、自分だけのオリジナルフラワーアレンジメントに挑戦してみてください。お部屋にお花があるだけで、毎日が少し豊かで素敵なものになるはずです。

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