「今日の夕食は唐揚げにしよう!」と決めて鶏肉を買ってきたのに、いざ作ろうとしたら唐揚げ粉がない…。そんな経験はありませんか?わざわざ唐揚げ粉を買いに走らなくても、実は家にある身近な粉で、お店のような美味しくてジューシーな唐揚げを作ることができるんです。
この記事では、唐揚げ粉がないときに代用できる粉の種類と、それぞれの特徴、そして食感を格上げする使い方を詳しく解説します。小麦粉や片栗粉はもちろん、意外なあの粉まで、代用品のポテンシャルを最大限に引き出すコツが満載です。下味の基本から、カリッと仕上げる揚げ方のポイントまで網羅しているので、もう唐揚げ粉がなくても慌てることはありません。あなた好みの食感を見つけて、ぜひ絶品唐揚げ作りに挑戦してみてください。
唐揚げ粉がないときの代用品は?身近な粉で解決!

唐揚げ粉がなくても、キッチンにあるおなじみの粉類で十分美味しく作れます。それぞれの粉には特徴があり、仕上がる唐揚げの食感が変わってくるのが面白いところです。ここでは、代表的な代用品とその特徴をご紹介します。
定番の代用品!小麦粉
小麦粉は、多くのご家庭に常備されている最も手軽な代用品です。 小麦粉だけで衣を作ると、肉の旨味や水分をしっかりと閉じ込めてくれるため、しっとりとジューシーな唐揚げに仕上がります。 揚げたてはカリッとしていますが、時間が経つと衣が肉汁を吸って柔らかくなるのも特徴です。 昔ながらの家庭的な味わいの唐揚げが好きな方におすすめです。
食感: カリッとジューシー、冷めるとしっとり
特徴: 肉の旨味を逃しにくい
*おすすめな人: 家庭的なしっとりジューシーな唐揚げが好きな方
サクサク食感なら!片栗粉
竜田揚げのような、ザクザクとしたクリスピーな食感が好みなら片栗粉が最適です。 片栗粉の衣は、揚げたては白っぽく仕上がり、時間が経ってもサクサク感が持続しやすいのが魅力です。 ただし、片栗粉は油を吸いやすい性質があるため、冷めると少し油っぽく感じることがあります。 また、肉との密着度は小麦粉より少し低いので、揚げる際にはがれやすい点に注意が必要です。
食感: ザクザク、カリカリ
特徴: 揚げたての食感が長持ちする
*おすすめな人: 竜田揚げのようなクリスピーな食感が好きな方
小麦粉と片栗粉のブレンド
「ジューシーさも、サクサク感も両方欲しい!」という方には、小麦粉と片栗粉を混ぜて使うのがおすすめです。 この二つをブレンドすることで、小麦粉が肉の旨味を閉じ込めつつ、片栗粉が衣をカリッとさせてくれるため、それぞれの良いとこ取りをしたバランスの良い唐揚げに仕上がります。
配合比率を変えることで、食感を自分好みに調整できるのも大きなメリットです。例えば、小麦粉:片栗粉=1:1で混ぜると、カリカリ感とジューシー感のバランスが取れた万人受けする味わいになります。 サクサク感をより強くしたい場合は片栗粉の割合を多めに、しっとり感を重視するなら小麦粉を多めにすると良いでしょう。
カリッと香ばしい!米粉
最近注目されているのが米粉です。米粉を衣に使うと、小麦粉や片栗粉とはまた違った、カリッとした軽い食感の唐揚げになります。 米粉は油の吸収率が低いため、揚げ物がカラッと仕上がり、冷めても油っぽくなりにくく、カリカリ感が持続するのが大きな特徴です。 また、グルテンを含まないため、小麦アレルギーの方でも安心して食べられる点も嬉しいポイントです。薄付きで軽い食感なので、ヘルシー志向の方にもおすすめです。
意外な選択肢?天ぷら粉
天ぷら粉も唐揚げの代用品として非常に優秀です。 天ぷら粉には、小麦粉に加えてでんぷんやベーキングパウダー、卵粉などが含まれていることが多く、これらが衣をサクサクにしてくれます。 また、あらかじめ調味料で味がついている製品もあるため、下味をつけなくても手軽に美味しい唐揚げが作れる場合があります。 何かと余らせがちな天ぷら粉の活用法としてもおすすめです。
その他の代用粉
上記以外にも、唐揚げの衣に使える粉はいくつかあります。
- コーンスターチ: 片栗粉よりもさらにキメが細かく、衣がサクサクと軽い食感に仕上がります。冷めてもベチャッとしにくいのが特徴です。
- お好み焼き粉・たこ焼き粉: だしの風味や山芋などが含まれているため、下味なしでも旨味のある唐揚げが簡単に作れます。 時短で味を決めたい時に便利です。
- 上新粉: 米粉の一種で、よりカリッとした硬めの食感になります。ザクザクとした歯ごたえを楽しみたい方に向いています。
| 代用粉の種類 | 仕上がりの食感 | 特徴 |
|---|---|---|
| 小麦粉 | カリッとジューシー、冷めるとしっとり | 肉の旨味を閉じ込める |
| 片栗粉 | ザクザク、クリスピー | 竜田揚げ風、食感が長持ち |
| 小麦粉+片栗粉 | カリカリふわふわ | 両方の良いとこ取り、バランスが良い |
| 米粉 | カリッと軽い、サクサク | 油っぽくなりにくく、冷めても美味しい |
| 天ぷら粉 | サクサク | 味が決まりやすく、手軽 |
| コーンスターチ | サクサク、軽い | 衣がはがれにくい |
| お好み焼き粉 | – | だしの風味で旨味アップ、時短 |
唐揚げ粉の味を再現!基本の味付け

唐揚げ粉には、粉だけでなくスパイスや調味料もブレンドされています。代用品で唐揚げを作る際は、鶏肉にしっかりと下味をつけることが美味しさの決め手になります。ここでは、家庭にある調味料でできる基本的な味付けをご紹介します。
ベースとなる調味料(醤油・酒)
唐揚げの味の基本となるのが、醤油と酒です。
- 醤油: 唐揚げの香ばしい風味とコクの源です。肉にしっかり揉みこむことで、中まで味が染み込みます。
- 酒: 鶏肉特有の臭みを消し、肉質を柔らかくする効果があります。 アルコールが蒸発する際に肉の水分も一緒に飛ぶため、衣がカリッと仕上がる手助けもしてくれます。
鶏もも肉1枚(約300g)に対して、醤油大さじ2、酒大さじ1程度が目安です。 これらを鶏肉によく揉みこみ、15分〜30分ほど冷蔵庫で寝かせると、味がしっかり馴染みます。
風味をプラスする香味野菜(にんにく・しょうが)
唐揚げの食欲をそそる香りに欠かせないのが、おろしにんにくとおろししょうがです。
- にんにく: ガツンとした香りが食欲を刺激し、パンチのある味わいになります。
- しょうが: 爽やかな風味が加わり、肉の臭みをさらに抑えてくれます。 また、後味をさっぱりさせてくれる効果もあります。
どちらもチューブタイプのもので手軽に代用できます。鶏もも肉1枚に対し、それぞれ小さじ1/2〜1程度が目安です。 もちろん、生のものをすりおろして使うと、より一層風味が豊かになります。
スパイスで本格的に(こしょう・ごま油など)
基本の味付けにスパイスを少し加えるだけで、より本格的な味わいに変化します。
- こしょう: ピリッとした辛みが味を引き締め、全体のアクセントになります。
- ごま油: 香ばしい風味が加わり、中華風の味わいに近づきます。下味に少量加えるのがおすすめです。
- 鶏がらスープの素(顆粒): 鶏の旨味を手軽にプラスでき、味に深みが出ます。
- オールスパイスやナツメグ: 市販の唐揚げ粉にもよく使われているスパイスです。 少量加えるだけで、スパイシーで本格的な香りが楽しめます。
これらの調味料やスパイスを組み合わせ、自分好みの黄金比を見つけるのも手作り唐揚げの醍醐味です。
代用品で絶品唐揚げを作るコツ

代用の粉を使っても、いくつかのポイントを押さえるだけで、唐揚げ粉を使ったものに負けない、あるいはそれ以上に美味しい唐揚げを作ることができます。ここでは、ワンランク上の唐揚げに仕上げるためのコツをご紹介します。
下味をしっかり揉みこむ
美味しい唐揚げの基本は、なんといってもしっかりとした下味です。調味料をボウルに入れて混ぜ合わせたら、鶏肉を加えて、汁気がなくなるまで手でよく揉み込みましょう。 鶏肉の繊維に調味料が入り込むことで、味が均一に染み渡ります。
揉みこんだ後は、ラップをして冷蔵庫で最低でも15分〜30分は寝かせるのがポイントです。 時間を置くことで、肉の中心部まで味が浸透し、よりジューシーで味わい深い唐揚げになります。時間があれば1時間以上、あるいは一晩漬け込むとさらに美味しくなりますが、漬け込みすぎると肉が硬くなる場合もあるので注意しましょう。
粉の付け方で食感が変わる
衣の食感を左右するのが、粉の付け方です。ベチャッとしたり、衣がはがれたりするのを防ぐために、いくつかのコツがあります。
まず、漬け込んだ鶏肉の余分な漬け汁は軽く切ってから粉をつけましょう。 漬け汁が多すぎると、粉がつきすぎて衣が厚くなり、揚げたときにべちゃっとした食感の原因になります。
粉をまぶす際は、ポリ袋を使うと便利です。 袋に粉と鶏肉を入れて口を閉じ、空気を入れてシャカシャカと振れば、手を汚さずに均一に粉をつけられます。 衣をしっかりさせたい場合は、粉をつけた後、軽く握るようにして鶏肉に密着させると、揚げている最中にはがれにくくなります。
揚げ油の温度管理
唐揚げをカラッと揚げるには、油の温度管理が非常に重要です。温度が低すぎると衣が油をたくさん吸ってしまい、べたっとした仕上がりに。逆に高すぎると、表面だけが焦げて中まで火が通らない原因になります。
鶏肉を入れたら、衣が固まるまで1分ほどは触らずに待つのがポイントです。 すぐに触ると衣がはがれやすくなります。
二度揚げでサクサク感アップ
お店のようなカリッとした食感を再現したいなら、「二度揚げ」に挑戦してみましょう。
- まず、170℃の油で3〜4分ほど揚げ、一度バットに取り出して余熱で火を通します。
- 食べる直前に、油の温度を180℃〜190℃の高温に上げ、30秒〜1分ほどさっと揚げます。
この一手間を加えることで、鶏肉内部の余分な水分が飛び、衣が驚くほどカリッと香ばしく仕上がります。 中はジューシーなまま、外はサクサクの理想的な食感が楽しめます。
代用品ごとの特徴とおすすめの組み合わせ

それぞれの粉が持つ特性を理解すれば、その日の気分や食べたい唐揚げのイメージに合わせて使い分けることができます。ここでは、代表的な代用粉ごとの仕上がりの特徴と、おすすめの食べ方をご紹介します。
小麦粉:しっとりジューシーな唐揚げに
小麦粉だけで作った唐揚げは、衣が肉にしっかりと密着し、肉汁を逃さないため、しっとりと柔らかくジューシーな食感に仕上がります。 揚げたてはカリッとしていますが、時間が経つと衣が肉汁を吸って一体感が出るのが特徴。 どこか懐かしい、家庭的な味わいは、白いご飯との相性も抜群です。お弁当のおかずにもぴったりで、冷めても美味しく食べられます。
基本の醤油・にんにく・しょうが味
甘辛いタレを絡めて
* お弁当のおかずに
片栗粉:竜田揚げ風のザクザク食感
片栗粉を衣にすると、ザクザクとしたクリスピーな食感が楽しめます。 揚げたての衣は白く、見た目も竜田揚げのようになります。時間が経っても食感が損なわれにくいため、揚げたてのカリカリ感を楽しみたい方に最適です。 ポン酢や大根おろしを添えてさっぱりと食べたり、お酒のおつまみにしたりするのもおすすめです。ただし、油を吸いやすいので、揚げた後はしっかりと油を切ることが美味しく仕上げるポイントです。
塩ベースのさっぱりとした味付け
大根おろしとポン酢で
* ビールのお供に
米粉:油っぽさ控えめでカリカリに
米粉を使った唐揚げは、カリッとした軽い食感が最大の特徴です。 油の吸収率が低いため、揚げ物がベタつかず、驚くほどカラッと仕上がります。 冷めてもそのカリカリ感が持続し、油っぽさを感じにくいので、たくさん食べても胃もたれしにくいのが嬉しいポイントです。 薄付きで軽い衣は、鶏肉本来の味を邪魔しません。ヘルシー志向の方や、新しい食感を試してみたい方にぜひおすすめです。
塩麹や白だしを使った上品な下味
レモンやハーブを添えて爽やかに
* サラダのトッピングに
天ぷら粉:味が決まりやすい初心者向け
天ぷら粉には、衣をサクサクにするための工夫がされているため、誰でも簡単に失敗なくクリスピーな唐揚げを作ることができます。 製品によってはだしや調味料が配合されているものもあり、その場合は鶏肉にまぶして揚げるだけで味が決まるので非常に手軽です。 料理初心者の方や、忙しくて下味を付ける時間がないときに重宝します。パッケージの表示を確認し、味付きかどうかをチェックしてから使うと良いでしょう。
下味なしでそのまま揚げる(味付きの場合)
カレー粉などをプラスしてアレンジ
* うどんやそばの付け合わせに
まとめ:唐揚げ粉がないときも大丈夫!代用品で美味しい唐揚げは作れる

唐揚げ粉がなくても、家にある小麦粉や片栗粉、米粉などで十分に美味しい唐揚げを作ることができます。それぞれの粉の特徴を知ることで、しっとりジューシー、ザクザククリスピー、カリッと軽い食感など、自分好みの唐揚げを自由自在に作れるようになります。
今回のポイント
- 小麦粉はしっとりジューシーな仕上がりに。
- 片栗粉はザクザクとした竜田揚げ風の食感に。
- 小麦粉と片栗粉のブレンドは、両方の良いとこ取りでバランスが良い。
- 米粉は油っぽさが少なく、カリッと軽い食感が楽しめる。
- 天ぷら粉やお好み焼き粉も、手軽に味が決まる便利な代用品。
下味をしっかり揉みこみ、油の温度管理や二度揚げなどのちょっとしたコツを実践すれば、お店にも負けない絶品の唐揚げが完成します。唐揚げ粉がないときこそ、色々な粉を試して、あなただけの「黄金比」を見つけてみてはいかがでしょうか。



コメント