エジソン箸は100均で買える?ダイソー・セリア・キャンドゥの商品を比較解説

100均グッズ活用術

子どものお箸の練習を考え始めたとき、多くの保護者が候補に挙げるのが「エジソン箸」です。しかし、正規品は価格が少し高いため、まずは手頃なもので試したいと思う方も少なくないでしょう。そこで気になるのが、「100均にエジソン箸のようなトレーニング箸はあるのか?」という点です。

この記事では、ダイソー、セリア、キャンドゥといった主要な100円ショップで販売されているトレーニング箸について徹底調査しました。それぞれの店舗でどのような商品が手に入るのか、本家エジソン箸との違いは何か、そして100均の商品を選ぶメリット・デメリットまで、詳しく解説していきます。

この記事を読めば、お子さまのお箸トレーニングの第一歩を、賢く、そして楽しくスタートさせるためのヒントが見つかるはずです。

エジソン箸は100均で買える?【ダイソー・セリア・キャンドゥ】

「エジソン箸」という名称は、株式会社ケイジェイシーの登録商標であり、同社が製造・販売するトレーニング箸のシリーズ名を指します。そのため、全く同じ「エジソン箸」は100円ショップでは販売されていません。しかし、指をリングに通して正しい持ち方をサポートするという、エジソン箸とよく似た機能を持つ「トレーニング箸」や「しつけ箸」といった名称の商品は、各100円ショップで取り扱われています。 これらは、お箸の練習を始めるお子さまにとって、心強い味方となってくれるアイテムです。ここでは、ダイソー、セリア、キャンドゥでどのようなトレーニング箸が販売されているのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。

ダイソーのトレーニング箸

ダイソーでは、様々なタイプのトレーニング箸が見つかります。特に人気なのが、動物モチーフのかわいらしいデザインのものです。

主な商品の特徴
リング一体型: 指を入れるリングがお箸と一体になっているタイプ。箸が連結されているため、食べ物を掴みやすいのが特徴です。 動物のモチーフが付いているものが多く、子どもが喜んで使ってくれるデザインです。
サポート型: 普段使っているお箸に取り付けて使用する「お箸サポート」という商品もあります。 バネの力で箸が開くのを助けてくれるため、まだ自分の力で箸を広げるのが難しいお子さまに適しています。
*ステップアップ可能: 商品によっては、親指を置く部分のサポートパーツが取り外し可能なものもあります。 慣れてきたらパーツを外して、普通のお箸に近い形で練習を進めることができます。

対象年齢は2歳~7歳頃までと幅広く設定されており、お子さまの成長に合わせて選ぶことができます。 価格はもちろん110円(税込)なので、気軽に試せるのが最大の魅力です。 箸先には滑り止め加工が施されているものが多く、麺類などの掴みにくい食べ物にも挑戦しやすくなっています。

セリアのトレーニング箸

セリアのトレーニング箸は、シンプルながらも機能的なデザインが特徴です。男の子に人気の乗り物系や、女の子が喜ぶキャラクターものなど、デザインのバリエーションも豊富です。

主な商品の特徴
豊富なデザイン: シンプルなものから、子どもに人気のキャラクターデザインまで、様々な種類が揃っています。 お子さまが自分で「これがいい!」と選ぶ楽しみもあります。
サポートパーツ付き: 指をかけるリングの他に、箸が交差しないように補助するブリッジ部分がしっかりしている商品が多いです。これにより、正しい指の位置を自然に覚えることができます。
*洗いやすさへの配慮: パーツが細かく分解できるものもあり、衛生的に使えるよう工夫されています。食事に使うものなので、清潔さを保ちやすいのは嬉しいポイントです。

セリアの商品も、指リングに指を通すことで自然と正しい持ち方が身につくよう設計されています。 「エジソン箸は気になるけれど、子どもが使ってくれるかわからない」という場合に、お試しとして購入するのにぴったりです。

キャンドゥのトレーニング箸

キャンドゥでも、子ども用のお箸トレーニンググッズが販売されています。他の100円ショップと同様に、リング付きのトレーニング箸や、お箸に取り付けるタイプのサポートグッズが見つかります。

主な商品の特徴
シリコン製ホルダー: キャンドゥでは、「シリコンおはしホルダー」のような、手持ちのお箸に装着するタイプの商品があります。 これを使えば、子どもが気に入っているお箸をトレーニング用に変身させることができます。
シンプルな構造: リングとブリッジ部分が一体化したシンプルな構造の商品が多く、取り付けやお手入れが簡単なのが魅力です。
*ステップアップを意識した商品: バネ付きで箸の開閉をサポートしてくれるものなど、子どもの発達段階に合わせて選べる商品が揃っています。

キャラクターものよりは、動物や乗り物など、普遍的なデザインの商品が多い傾向にあります。お子さまの好みや、練習の進捗状況に合わせて、最適なものを選んであげましょう。

100均のトレーニング箸と本家エジソン箸の違い

手軽に購入できる100均のトレーニング箸ですが、本家である「エジソン箸」とはどのような違いがあるのでしょうか。価格だけでなく、デザイン、機能性など、いくつかの側面から比較してみましょう。どちらがお子さまに合っているか見極めるための参考にしてください。

価格の違い

最も大きな違いは、やはり価格です。

商品 価格帯
100均のトレーニング箸 110円(税込)
本家エジソン箸 約800円~2,000円

本家エジソン箸は、機能やデザイン、専用ケースの有無などによって価格に幅がありますが、おおむね1,000円前後するものが主流です。 一方、100均のトレーニング箸はどの商品も110円(税込)です。 この価格差は非常に大きく、「まずはお箸の練習に興味を持ってくれるか試したい」「すぐに汚したり壊したりするかもしれない」といった初期段階では、100均の商品が圧倒的に試しやすいと言えるでしょう。

デザインや種類の豊富さ

デザインのバリエーションは、本家エジソン箸に軍配が上がります。エジソン箸は、ディズニーキャラクターやサンリオ、きかんしゃトーマスなど、子どもたちに大人気のキャラクターとのコラボ商品が非常に豊富です。 右手用・左手用がそれぞれ用意されているのはもちろん、子どもの手のサイズに合わせて複数のサイズ展開(Baby、I、Kidsなど)があるのも特徴です。

一方、100均のトレーニング箸も動物や乗り物といった子どもが好むデザインを取り揃えていますが、特定のキャラクター商品は少ない傾向にあります。 種類の豊富さや、子どもの「これがいい!」という強いこだわりに寄り添う点では、本家エジソン箸の方が選択肢は広いでしょう。

リングの形状や素材の違い

指を入れるリングの形状や素材にも違いが見られます。本家エジソン箸のリングは、柔らかいシリコン製で、指に優しくフィットするように設計されています。 指の角度も、人間工学に基づき、最も自然で正しい持ち方ができるよう計算されています。これにより、長時間使用しても指が痛くなりにくいというメリットがあります。

100均のトレーニング箸のリングは、商品にもよりますが、比較的硬めのプラスチック製のものが多いです。柔らかい素材が使われているものもありますが、本家エジソン箸ほどのフィット感や、細かな角度の調整は期待できない場合があります。 ただ、子どもによっては、この硬さがかえって指を固定しやすく、持ちやすいと感じることもあるようです。

機能性の違い

機能面では、本家エジソン箸の方がより細やかな配慮がなされています。例えば、箸先が平らで幅広く、滑り止め加工がしっかり施されているため、うどんのような滑りやすい麺類や、小さなお豆でも掴みやすいように工夫されています。

また、箸同士を連結している部分の設計も、本家の方がスムーズな開閉をサポートする構造になっています。お箸の練習は、単に「持つ」だけでなく、「開く」「閉じる」「掴む」という一連の動作の習得が必要です。この動作をスムーズに導くための細かな設計は、長年の研究開発の成果であり、本家ならではの強みと言えるでしょう。100均の商品でも滑り止め加工はされていますが、掴みやすさの点では本家に及ばない可能性も考えられます。

100均エジソン箸(トレーニング箸)のメリットとデメリット

100均のトレーニング箸には、手軽さという大きな魅力がある一方で、品質面などで気になる点もあります。ここでは、メリットとデメリットを具体的に整理し、購入を検討する際の判断材料を提供します。

メリット:手軽に試せる価格

最大のメリットは、何と言っても110円(税込)という圧倒的な低価格です。 子どものお箸トレーニングは、いつから始めるか、そして子ども自身が興味を持つかどうかが重要です。 高価なトレーニング箸を購入しても、全く使ってくれなかったり、すぐに飽きてしまったりする可能性も十分にあります。

その点、100均の商品であれば、気軽に試すことができます。「お試しで使ってみて、本格的に練習が進みそうなら本家を買う」というステップを踏めるのは、保護者にとって大きな安心材料になります。

また、複数の種類を試せるのも魅力です。リングの形状や箸の長さなど、微妙な違いでお子さまの使いやすさは変わってきます。いくつか購入して、どれがお子さまに合うか比較検討できるのも、100均ならではの利点と言えるでしょう。

メリット:外出先でも気兼ねなく使える

子どもとの外出時、特に外食の際にはカトラリーの扱いに気を使うものです。お気に入りのお箸をなくしてしまったり、レストランに置き忘れてしまったりする心配はつきものです。

その点、100均のトレーニング箸であれば、万が一紛失したり、破損したりしても精神的なダメージが少ないのがメリットです。 外出用にいくつかストックしておけば、いつでも清潔なものを使わせてあげられますし、汚れたらその場で処分するといった使い方も可能です。お箸の練習は毎日の積み重ねが大切なので、自宅だけでなく外出先でも気軽に取り組める環境を用意してあげることは、上達への近道にもなります。

デメリット:耐久性や品質

価格が安い分、耐久性に関しては本家エジソン箸に劣る可能性があります。特に、箸を連結している部分や、指を入れるリング部分は負荷がかかりやすく、繰り返し使っているうちに破損してしまうことも考えられます。

また、素材の品質や加工の精度も価格相応であることは否めません。例えば、箸の先端の噛み合わせが少しずれていて、細かいものが掴みにくいといったケースもあるかもしれません。とはいえ、短期間の使用や、お試し目的であれば十分な品質であるとも言えます。重要なのは、価格と品質のバランスを理解した上で活用することです。

デメリット:指のサポートが弱い可能性

本家エジソン箸は、人間工学に基づいて設計されており、リングの角度や位置が絶妙に調整されています。これにより、子どもは無理なく自然に正しい指の形を覚えることができます。

一方、100均のトレーニング箸は、そこまで精密な設計はされていない可能性があります。そのため、お子さまの手の形や指の長さによっては、リングがフィットしなかったり、かえって持ちにくさを感じてしまったりすることもあり得ます。特に、「エジソン箸を使うと変な癖がつく」という意見は、指のサポートが強すぎることや、お箸に頼りすぎてしまうことが原因の一つとして挙げられます。 100均の商品を使う場合も、長時間これだけに頼るのではなく、あくまで正しい形を覚えるための「補助具」として位置づけ、普通のお箸への移行を意識することが大切です。

100均トレーニング箸を選ぶ際のポイント

100均には様々な種類のトレーニング箸があります。お子さまが楽しく、そして効果的に練習を進めるためには、どのような点に注目して選べばよいのでしょうか。ここでは、購入前にチェックしておきたい3つのポイントをご紹介します。

対象年齢やサイズを確認する

まず最も重要なのが、商品のパッケージに記載されている対象年齢を確認することです。 トレーニング箸は、子どもの手の大きさに合わせて設計されているため、対象年齢に合わないものを使うと、持ちにくかったり、うまく操作できなかったりします。例えば、ダイソーのトレーニング箸には「2~5歳」「3~7歳」といった表記があります。

子どもの手の発達には個人差があるため、年齢はあくまで目安です。 実際にお子さまの手と商品のサイズ感を見比べて、無理なく指がリングに届くか、箸の長さが長すぎたり短すぎたりしないかを確認しましょう。

一般的に、お箸の適切な長さは、親指と人差し指を直角に広げたときの、指先間の長さ(一咫半:ひとあたはん)の1.5倍と言われています。可能であれば、お子さまと一緒にお店に行き、実際に手に取って(衛生面に配慮しつつ)サイズ感を確かめてみるのが理想的です。

子どもが気に入るデザインを選ぶ

お箸の練習を成功させる秘訣は、子ども自身が「使いたい!」と思えるような、やる気を引き出すことです。 そのためには、デザイン選びが非常に重要になります。100円ショップには、くまさんやパンダといった動物のデザイン、パトカーや消防車などの乗り物のデザインなど、子どもたちの心をくすぐるアイテムがたくさんあります。

ぜひ、お子さまと一緒に売り場へ行き、好きなデザインを選ばせてあげてください。自分で選んだお箸であれば愛着が湧き、食事の時間がもっと楽しいものになるはずです。食事が楽しいと感じれば、お箸の練習にも前向きに取り組んでくれるでしょう。「このお箸で食べるとおいしいね!」などと声をかけながら、モチベーションを高めてあげることが大切です。

リングの素材や硬さをチェック

指を入れるリング部分は、使い心地を左右する重要なパーツです。リングの素材や硬さも、商品によって様々です。

  • 柔らかいシリコン製のリング: 指に優しくフィットし、長時間使っても痛くなりにくいのが特徴です。指を動かす自由度も比較的高いため、自然な指の動きを促したい場合に適しています。
  • 硬めのプラスチック製のリング: 指の位置をしっかりと固定してくれるため、まだ指の使い方がおぼつかない初期段階のお子さまには、かえって使いやすい場合があります。

どちらが良いかは、お子さまの好みや発達段階によって異なります。もし可能であれば、パッケージの上から少し触らせてもらい、素材の感触を確かめてみると良いでしょう。指あたりが優しいか、硬すぎていないかなどをチェックし、お子さまがストレスなく使えるものを選んであげてください。

100均トレーニング箸を使った練習の進め方

トレーニング箸を手に入れたら、いよいよ練習のスタートです。しかし、焦りは禁物。お子さまがお箸を嫌いになってしまっては元も子もありません。ここでは、100均のトレーニング箸を使いながら、親子で楽しく練習を進めるための3つのステップをご紹介します。

ステップ1:まずは楽しむことから

お箸の練習で最も大切なのは、食事の時間を楽しいものにすることです。 最初から「正しく持ちなさい!」「こぼさないで!」と厳しく指導するのは避けましょう。まずは、トレーニング箸を使って食べ物を「掴む」という行為そのものを楽しむことから始めます。

最初はうまく掴めなくても、「お箸さんと仲良くなろうね」「食べ物さんをこんにちは、ってしてみようか」といったように、遊びの延長線上で取り組めるような声かけを心がけましょう。 お子さまが自分で選んだお気に入りのデザインのお箸であれば、それだけで食事への興味が湧いてくるはずです。スプーンやフォークと併用しながら、お子さまのペースで箸に親しむ時間を作ってあげることが重要です。

ステップ2:簡単なものから掴んでみる

お箸に少し慣れてきたら、掴みやすいものからチャレンジしてみましょう。

練習におすすめの食材・アイテム

  • ちぎったパン
  • ボーロなどのお菓子
  • スポンジや丸めたティッシュ
ポイントは、滑りにくく、ある程度の大きさがあるものを選ぶことです。スポンジやティッシュを使えば、食事の時間以外でも遊び感覚で練習することができます。

お皿から別のお皿へ移す「お引越しゲーム」などを取り入れると、子どもは夢中になって指先の動きをトレーニングできます。 上手に掴めたら、「すごい!上手だね!」と思い切り褒めてあげましょう。その成功体験が、子どもの自信と次への意欲に繋がります。いきなりお豆のような難易度の高いものではなく、簡単なものから始めて、少しずつステップアップしていくことが挫折させないコツです。

ステップ3:焦らず子どものペースに合わせる

お箸が上手に使えるようになる時期は、子どもによって様々です。一般的に、指先を器用に動かせるようになるのは5歳頃と言われています。 周りの子と比べて「うちの子はまだできない」と焦る必要は全くありません。

保護者の焦りは子どもに伝わり、お箸の練習そのものがプレッシャーになってしまうことがあります。トレーニング箸は、あくまで正しい持ち方を覚えるための補助具です。ある程度慣れてきたら、リングのない普通の子ども箸にも挑戦させてみましょう。トレーニング箸と普通のお箸を交互に使いながら、徐々に移行していくのが理想的です。大切なのは、昨日より今日、少しでも進歩したことを認め、褒めてあげること。お子さま自身の「自分でできた!」という達成感を育むことを第一に考え、長い目で見守ってあげましょう。

まとめ:100均のエジソン箸(トレーニング箸)を賢く活用しよう

今回は、100円ショップで購入できるエジソン箸に似たトレーニング箸について、ダイソー・セリア・キャンドゥ各店の商品の特徴から、本家との違い、選び方のポイントまで詳しく解説しました。

100均のトレーニング箸は、「お箸の練習を気軽に始めたい」「子どもが興味を持つか試したい」というご家庭にとって、非常にコストパフォーマンスの高いアイテムです。 もちろん、本家エジソン箸の緻密な設計や豊富なデザインには及ばない点もありますが、練習の第一歩としては十分な機能を備えています。

大切なのは、100均のメリット・デメリットを理解した上で、お子さまの成長や興味に合わせて賢く活用することです。まずは100均のトレーニング箸で「お箸で食べる楽しさ」を教え、本格的に練習が進んできたら、お子さまの手に合った本家エジソン箸や、普通のお箸へとステップアップしていくのも良い方法です。この記事を参考に、ぜひお子さまにぴったりの一本を見つけて、親子で楽しいお箸トレーニングを始めてみてください。

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