昨今、本物と見間違えるほど精巧な造花が増え、インテリアとして手軽に取り入れやすくなりました。 そんな造花アレンジメントに挑戦したいと考えたとき、土台として活躍するのが「造花用オアシス」です。この便利なアイテムが、実はダイソーやセリアといった100円ショップでも手軽に購入できることをご存知でしょうか。
この記事では、100均で手に入る造花用オアシスに焦点を当て、どの店舗でどんな商品が手に入るのか、また生花用との違いや基本的な使い方、さらには素敵なアレンジメントのアイデアまで、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。 これから造花アレンジを始めてみたい方、もっと気軽に楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
造花用オアシスは100均で手に入る?

特にダイソーやセリアでは、園芸用品コーナーや造花コーナーで様々な種類のフローラルフォーム(オアシス)が販売されています。 これから各店舗での取り扱い状況や商品の特徴について詳しく見ていきましょう。
ダイソーで見つかる造花用オアシス
ダイソーでは、主に生花用の吸水スポンジが豊富にラインナップされています。 これらは緑色で、水を吸わせて使うタイプですが、造花アレンジメントにも使用することができます。
ダイソーの吸水スポンジは、長方形のブロックタイプだけでなく、球形やカップに入ったタイプなど、様々な形状が揃っているのが特徴です。 そのため、作りたいアレンジメントのイメージに合わせて選ぶことができます。ただし、店舗によってはドライ(造花・ドライフラワー)用のオアシスの取り扱いが少ない場合もあるようです。
セリアで見つかる造花用オアシス
セリアでは、生花用の吸水タイプと、造花やドライフラワーに適したドライタイプの両方が販売されていることが多いです。 ドライタイプのオアシスは茶色やグレー系の色をしており、水を吸わない硬めの素材でできています。
セリアのドライフォームは、造花の茎をしっかりと固定できる硬さがあり、アレンジメントが崩れにくいのがメリットです。 ブロックタイプや球形など、基本的な形状が揃っており、初心者でも扱いやすい商品が見つかります。 造花専用の土台を探している場合は、まずセリアをチェックしてみるのがおすすめです。
キャンドゥでの取り扱い状況
キャンドゥでも、他の100円ショップと同様にフローラルフォームの取り扱いがあります。品揃えは店舗の規模によって異なりますが、生花用・ドライ用の両方が見つかる可能性があります。もし近所にダイソーやセリアがない場合は、キャンドゥの園芸コーナーやハンドメイドコーナーを探してみると良いでしょう。
100均商品の特徴と選び方
100均のオアシスは、手芸店などで販売されている専門品に比べると、密度が低く少し柔らかい傾向があるという声もあります。 しかし、家庭で楽しむ一般的な造花アレンジメントであれば、全く問題なく使用できます。
選ぶ際のポイントは、作るものに合わせて硬さや形状を選ぶことです。
柔らかめ: 細い茎の造花や、繊細なアレンジに向いています。カットしやすく加工が簡単なのがメリットです。
硬め: 太い茎の造花や、高さのあるアレンジなど、しっかりと固定したい場合におすすめです。
初めてでどちらを選べば良いか迷った場合は、造花専用として売られているドライタイプのフォームを選ぶと失敗が少ないでしょう。
造花用と生花用オアシスの違いとは?

100均の店頭で緑色のスポンジと茶色やグレーのスポンジを見かけたことがあるかもしれません。これらはそれぞれ生花用と造花(ドライフラワー)用で、素材や特性が異なります。 この違いを理解することが、美しいアレンジメントを作るための第一歩です。
素材と構造の違い
一般的に「オアシス」と呼ばれる緑色のスポンジは、生花用で、フェノール樹脂などから作られています。 この素材は非常に細かい網目状の構造をしており、たくさんの水を吸収して保持することができます。 一方で、造花・ドライフラワー用のオアシス(ドライフォームやセックブリックとも呼ばれます)は、発泡スチロールに近い硬めの素材でできています。 こちらは水を吸収しないのが大きな特徴です。
| 種類 | 主な色 | 素材 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 生花用オアシス | 緑色 | フェノール樹脂など | 吸水性・保水性に優れている、比較的柔らかい |
| 造花用オアシス (ドライフォーム) | 茶色、グレーなど | 発泡スチロールに近い硬い素材 | 吸水しない、硬くてホールド力が高い |
吸水性の有無
最も大きな違いは、水を吸うか吸わないかという点です。
生花用オアシスは、バケツなどに浮かべると自然に水を吸い込み、生花に水分を供給し続ける役割を果たします。 このため、生花を長持ちさせることができます。
それに対して造花用オアシスは、水を全く吸い込みません。 造花は水分を必要としないため、吸水性よりも、茎をしっかりと固定するホールド力が重視されます。 生花用の柔らかいオアシスだと、重い造花や太い茎のものを挿したときに安定しなかったり、スポンジが崩れてしまったりすることがあります。そのため、造花のアレンジメントには硬くて丈夫なドライフォームが適しているのです。
正しい使い分けがアレンジを長持ちさせるコツ
造花のアレンジメントに、間違って生花用のオアシスを使ってしまうとどうなるでしょうか。水を吸わせずに使えば土台として機能しますが、本来の柔らかさから、造花の重みで茎がぐらついたり、時間が経つにつれてフォームが劣化してボロボロになったりする可能性があります。
逆に、生花にドライフォームを使うことはできません。水を吸わないため、お花はすぐに枯れてしまいます。
100均で手軽に手に入るからこそ、パッケージの表示をよく確認し、用途に合ったものを選ぶようにしましょう。
100均の造花用オアシスの基本的な使い方

100均で造花用オアシスを手に入れたら、早速アレンジメント作りに挑戦してみましょう。ここでは、基本的な使い方を手順に沿って分かりやすく解説します。難しい工程はほとんどないので、初心者の方でも気軽に楽しめますよ。
準備するものリスト
まずは、アレンジメント作りに必要な道具を揃えましょう。多くは100均で揃えることができます。
お好みの造花: ダイソーやセリアには、季節の花やグリーンなど種類豊富な造花があります。
造花用オアシス(ドライフォーム): 器の大きさに合わせて用意します。
器: カップやカゴ、ブリキ缶など、好きなものを選びましょう。
カッターナイフ: オアシスをカットするために使います。
ニッパーまたはワイヤーカッター: 造花の茎を切るために使います。茎が太い場合は、ペンチ機能付きのものが便利です。
グルーガン(あれば便利): オアシスを器に固定したり、花材をしっかりと留めたりする際に役立ちます。
オアシスをカットする方法とコツ
オアシスは、使用する器にぴったり合うようにカットする必要があります。
1. 大きさを合わせる: 器の口をオアシスに軽く押し当てて、カットする大きさの目安をつけます。
2. カットする: 目安の線に沿って、カッターナイフでカットします。オアシスは少し大きめにカットするのがポイントです。器にぴったりとはまることで、アレンジメントが安定します。
3. 高さを調整する: 器に入れたときに、オアシスの上面が器のフチから1〜2cmほど高くなるように調整します。 こうすることで、横や斜めからも花を挿しやすくなり、立体感のあるアレンジが作れます。
4. 角を落とす(面取り): セットしたオアシスの角をカッターで少し削ぎ落としておくと、より多くの角度から花を挿せるようになり、作業がしやすくなります。
造花をきれいに挿すテクニック
オアシスの準備ができたら、いよいよ造花を挿していきます。
1. 造花をカットする: ニッパーを使って、造花を使いやすい長さにカットします。最初は長めにカットしておき、全体のバランスを見ながら少しずつ短く調整していくのがおすすめです。
2. メインの花から挿す: まずは、アレンジの中心となる大きめの花や、一番目立たせたい花から挿していきます。
3. 隙間を埋める: メインの花の位置が決まったら、その周りを小さめの花やグリーンで埋めていきます。オアシスが見えないように、葉物などを効果的に使いましょう。
4. 全体のバランスを見る: 時々、少し離れた場所からアレンジ全体を眺めて、花の向きや高さ、色のバランスを確認します。挿し直しは可能ですが、何度も繰り返すとオアシスの穴が広がって茎が固定されにくくなるので注意しましょう。
グルーガンを使った固定方法
よりしっかりと固定したい場合や、壁掛けのアレンジを作る際にはグルーガンが活躍します。
オアシスの固定: 器の底にグルーガンで接着剤を出し、カットしたオアシスを乗せて固定します。
花材の固定: 茎が抜けやすい場合や、重い花材を固定したい場合は、茎の先端に少しだけグルーを付けてからオアシスに挿すと、しっかりと固定できます。
これらの基本的な使い方をマスターすれば、誰でも簡単に素敵な造花アレンジメントを作ることができます。
100均アイテムで簡単!造花アレンジメントのアイデア

100均には、造花やオアシス以外にもアレンジメントに使える可愛いアイテムがたくさんあります。 ここでは、全て100均の材料で手軽に作れるアレンジメントのアイデアをいくつかご紹介します。
小さな器で楽しむミニブーケ風アレンジ
キッチンのカウンターやデスクの上など、ちょっとしたスペースに飾るのにぴったりなのが、ミニブーケ風のアレンジです。
1. 準備するもの: 小さなマグカップや陶器のカップ、お好みの造花、造花用オアシス、カッター、ニッパー。
2. 作り方:
カップの大きさに合わせてオアシスをカットし、カップにセットします。
メインとなる少し大きめの花(バラやラナンキュラスなど)を中央に挿します。
その周りに、小花(デージーやカスミソウなど)やグリーンを挿して、ブーケのように丸い形になるように整えていきます。
カップのフチからこんもりと花が溢れるように飾るのが、可愛く見せるポイントです。
壁掛けできるスワッグ風アレンジ
スワッグとは、ドイツ語で「壁飾り」を意味する、花束を逆さにしたようなデザインの飾りのことです。100均のアイテムを使えば、壁掛けアレンジも手軽に作れます。
1. 準備するもの: インテリアフレームや小さなカゴ、グリーン系の造花(ユーカリなど)、お好みの花、造花用オアシス、グルーガン、カッター、ニッパー。
2. 作り方:
フレームの大きさに合わせてオアシスを薄くカットし、グルーガンでフレームの下部に貼り付けます。
まず、土台となるグリーンをオアシスに挿して、全体の流れを作ります。下に垂れ下がるような動きのあるグリーンを選ぶと、スワッグらしい雰囲気が出ます。
次に、メインの花をバランスよく配置します。
最後に、ベリー系の実ものや小花などを加えて、隙間を埋め、彩りを添えたら完成です。
イベントで活躍する季節のディスプレイ
100均の造花は季節感あふれるラインナップも魅力です。イベントに合わせてディスプレイを手作りするのも楽しいでしょう。
1. 準備するもの: ボックス、季節の造花(春なら桜やミモザ、ハロウィンならカボチャや紅葉した葉、クリスマスならポインセチアや松ぼっくりなど)、造花用オアシス、グルーガン、カッター、ニッパー。
2. 作り方:
ボックスの大きさに合わせてオアシスをカットし、底に敷き詰めます。
まず、大きめの花材やオブジェ(カボチャや松ぼっくりなど)を配置して、全体の構図を決めます。
次に、メインとなる季節の花を挿していきます。
最後に、グリーンや小花、リボンなどで飾り付けをして、華やかさをプラスします。ボックスの中に季節の風景を詰め込むようなイメージで作ると、素敵なディスプレイになります。
これらのアイデアを参考に、ぜひオリジナルの造花アレンジメント作りを楽しんでみてください。
もっとこだわりたい!100均以外の選択肢とQ&A

100均の造花用オアシスは手軽で便利ですが、さらに本格的なアレンジメントに挑戦したい場合や、特定の用途で使いたい場合には、他の選択肢も知っておくと便利です。ここでは、100均以外の購入場所や、よくある質問についてお答えします。
手芸店や専門店で購入できるオアシス
手芸用品店や、フラワー資材を専門に扱うオンラインショップなどでは、より多様な種類のフローラルフォームが販売されています。
これらの専門店で扱うオアシスには、以下のような特徴があります。
硬さの種類が豊富: 非常に硬い「アレンジフォーム」から、プリザーブドフラワー向けの柔らかいものまで、花材に合わせて最適な硬さを選ぶことができます。 一般的に、硬いフォームほどホールド力が高く、重い造花や大きなアレンジメントに適しています。
特殊な形状やカラー: ブロック型だけでなく、リース型、ハート型、ボール型など、様々な形状のオアシスがあります。 また、アレンジの一部として見せることができる、カラータイプのオアシスなども販売されています。
品質の安定: プロのフローリストも使用するブランドのものは、密度が高く均一で、安定した品質が期待できます。
大きな作品を作りたい場合や、作品の販売などを考えている場合は、こうした専門店のオアシスを試してみるのも良いでしょう。
100均オアシスに関するよくある質問
ここでは、100均の造花用オアシスについて、多くの人が疑問に思う点にお答えします。
Q. オアシスの代用品はありますか?
A. はい、あります。もし造花用オアシスが手に入らない場合、発泡スチロールやメラミンスポンジで代用することが可能です。 これらも100均で手に入ることが多いです。 発泡スチロールは硬くて丈夫なため、しっかりと固定したい場合に適しています。 メラミンスポンジは柔らかく加工しやすいですが、重い造花には不向きな場合があります。
Q. 一度使ったオアシスは再利用できますか?
A. 造花用オアシスは、穴が広がっていなければ再利用も不可能ではありませんが、基本的には使い捨てと考えるのがおすすめです。 一度穴を開けるとホールド力が弱まるため、新しいアレンジを作る際は、新しいオアシスを使った方が作品が安定し、きれいに仕上がります。
Q. オアシスの処分方法は?
A. 使用後のオアシスは、細かく砕いて自治体のルールに従って処分してください。多くの場合は不燃ゴミとして扱われますが、お住まいの地域の分別方法を確認しましょう。
オアシスの代用品はある?
前述の通り、オアシスの代用品として最も一般的なのは発泡スチロールとメラミンスポンジです。
メリット: 硬くてホールド力が高く、軽量。カッターで好きな形に加工しやすい。
*デメリット: 茎を挿す際に少し力が必要で、場合によってはキリなどで下穴を開ける必要がある。
メリット: 柔らかく、茎を挿しやすい。加工も非常に簡単。
デメリット: 強度が低く、重い造花を支えるのには向かない。繰り返し挿し直すとボロボロになりやすい。
これらの代用品は、作りたいアレンジメントの規模や使う花材によって向き不向きがあります。 小さなアレンジや、一時的なディスプレイであれば、こうした代用品を上手に活用するのも一つの方法です。
まとめ:100均の造花用オアシスで手軽にアレンジを楽しもう

この記事では、100円ショップで手に入る造花用オアシスについて、その種類から使い方、アレンジのアイデアまで幅広くご紹介しました。
- ダイソーやセリアなどの100均で、造花用オアシス(ドライフォーム)は手軽に購入できます。
- 造花用オアシスは水を吸わない硬めの素材で、生花用の吸水スポンジとは異なります。用途に合わせて正しく選ぶことが大切です。
- 器に合わせてカットし、メインの花から挿していくのが基本的な使い方です。グルーガンを使うと、よりしっかりと固定できます。
- 100均には造花や器など、アレンジに使えるアイテムが豊富に揃っており、アイデア次第で様々な作品作りが楽しめます。
最近の造花は品質が高く、お手入れも不要なため、誰でも気軽にフラワーアレンジメントを楽しむことができます。 100均の造花用オアシスを活用すれば、コストを抑えながら、お部屋を彩る素敵なインテリアを手作りできます。ぜひこの記事を参考に、自分だけのオリジナルアレンジメントに挑戦してみてください。



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