毎日使うダイソンのドライヤー、ある日ふとコードを触ってみたら「あれ、なんだか熱いかも?」と感じて、不安になったことはありませんか。パワフルで高機能なダイソンドライヤーだからこそ、少しの変化にも敏感になりますよね。
ダイソンドライヤーのコードが熱くなる現象には、実はいくつかの原因が潜んでいます。その多くは日頃の使い方やお手入れで解決できるものですが、中には故障のサインである可能性も。
この記事では、なぜコードが熱くなってしまうのか、その原因からご自身でできる対処法、そして修理が必要になるケースまで、一つひとつ丁寧に解説していきます。この記事を読み終える頃には、ダイソンドライヤーをより安全に、そして長く愛用するための知識が身についているはずです。
ダイソンドライヤーのコードが熱い!これって故障?

愛用のドライヤーを使っている最中に、コードがじんわりと、あるいは「アツっ!」と感じるほど熱くなっていたら誰でも驚きますよね。すぐに「故障かも?」と心配になるかもしれませんが、まずは落ち着いて状況を確認することが大切です。ここでは、コードが熱くなる主な原因と、それが正常な範囲なのか、それとも危険なサインなのかを見分けるポイントについて解説します。
コードが熱くなる主な原因とは
ダイソンドライヤーのコードが熱くなる原因は、一つだけではありません。複数の要因が考えられます。
フィルターの目詰まり: 最もよくある原因の一つです。吸気口のフィルターにホコリが溜まると、モーターに負担がかかり、本体やコードが熱を持つことがあります。
コードの内部的な断線(半断線): コードを本体にきつく巻き付けたり、根元で強く折り曲げたりして保管していると、内部の細い電線が少しずつ切れてしまうことがあります。 これにより電気の通り道が狭くなり、抵抗が大きくなって熱が発生します。
コンセント周りの問題: たこ足配線で他の消費電力が大きい製品と一緒に使っていたり、緩んだコンセントにプラグを差し込んでいたりすると、接続部分が熱を持つことがあります。
長時間の連続使用: ドライヤーは消費電力が非常に大きい家電です。 長時間連続して使用すると、流れる電流量が多くなり、コード全体がほんのり温かくなること自体は正常な反応です。
これらの原因は、日頃の使い方を見直すことで予防・改善できる場合があります。しかし、中には製品自体の不具合が原因となっている可能性もゼロではありません。
正常な発熱と異常な発熱の見分け方
ドライヤーのコードが熱を持つこと自体が、必ずしも異常とは限りません。大切なのは、その「熱さの度合い」と「熱くなる場所」を見極めることです。
まず、正常な発熱についてです。ドライヤーは1200W(ワット)といった大きな電力を消費するため、使用中は電気エネルギーの一部が熱に変わります。そのため、コード全体がほんのりと温かくなるのは、多くの場合、正常な現象です。 特に、最大風量・最高温度で長時間使用した後は、温かく感じやすいでしょう。
一方で、異常な発熱には注意が必要です。以下のような症状が見られる場合は、危険なサインかもしれません。
| 症状 | 考えられる原因 | 危険度 |
|---|---|---|
| コードの一部だけが異常に熱い | 内部断線(半断線)の可能性が高い | 高 |
| 触れないほど熱い、火傷しそう | 重度の内部断線、ショートの危険性 | 非常に高い |
| 焦げ臭いにおいがする | コードの被覆や内部が溶け始めている可能性 | 非常に高い |
| コードの根元やプラグ部分が特に熱い | 根元部分の断線、コンセントの接触不良 | 高 |
| コードを動かすと電源が入ったり切れたりする | 内部断線が進行しているサイン | 高 |
| 火花(スパーク)が見える | ショートしている可能性があり、極めて危険 | 緊急 |
これらの症状は、火災や感電といった重大な事故につながる恐れがあるため、すぐに使用を中止する必要があります。
そのまま使い続けることのリスク
「まだ使えるから大丈夫だろう」と、コードが熱いままのドライヤーを使い続けるのは非常に危険です。特に、コードの内部断線が原因の場合、リスクは深刻です。
内部で切れかかった電線は、電気の流れを不安定にし、異常な発熱を引き起こします。この熱がコードの絶縁被覆(電気を外に漏らさないためのゴムやビニールのカバー)を溶かし、最終的にはショート(短絡)を引き起こす可能性があります。ショートすると、バチッという音と共に火花が散り、最悪の場合は発火して火災の原因となります。
また、被覆が溶けて内部の電線がむき出しになると、触れた際に感電するリスクも高まります。洗面所など水回りで使用することが多いドライヤーだけに、感電事故は命に関わることもあり、絶対に軽視できません。さらに、異常な状態での使用は製品本体のモーターや電子回路にも大きな負担をかけ、ドライヤー自体の寿命を縮めてしまうことにも繋がります。 安全のためにも、そして高価なダイソンドライヤーを長く愛用するためにも、異常を感じたらすぐに使用を中止し、原因を確認することが何よりも大切です。
コードが熱くなる原因を徹底解明

ダイソンドライヤーのコードが熱くなる背景には、いくつかの具体的な原因が潜んでいます。ここでは、特に多く見られる4つの原因「フィルターの目詰まり」「コードの断線・ねじれ」「コンセントの問題」「本体の内部的な問題」について、それぞれ詳しく掘り下げていきます。ご自身のドライヤーの状態と照らし合わせながら、原因を探ってみましょう。
フィルターの目詰まり
意外に思われるかもしれませんが、ダイソンドライヤーのコードが熱くなる原因として非常に多いのが、フィルターの目詰まりです。 ダイソンのドライヤーは、ハンドル下部にあるフィルターから空気を取り込み、パワフルな風を送り出しています。このフィルターは、空気中のホコリや髪の毛、ヘアスプレーの微粒子などが本体内部に侵入するのを防ぐ重要な役割を担っています。
しかし、定期的な手入れを怠ると、このフィルターの細かい網目にホコリなどがびっしりと詰まってしまいます。フィルターが目詰まりを起こすと、ドライヤーは十分な空気を吸い込むことができなくなり、人間でいうと鼻が詰まった状態で全力疾走しているような苦しい状態になります。モーターは設定された風量を維持しようと、通常以上に頑張って稼働するため、過剰な負荷がかかります。この過負荷状態が、モーター自体の異常な発熱や、ひいては電源コード部分の発熱につながるのです。
ダイソンドライヤーには、フィルターのお手入れが必要になるとLEDライトの点滅で知らせてくれる機能が搭載されているモデルもありますが、症状が出る前の定期的なお手入れが理想的です。
コードの断線・ねじれ
日々の使い方や保管方法が原因で、電源コードの内部が損傷し、熱を持つことがあります。特に注意したいのが、コードの「内部断線(半断線)」です。 これは、コードの外側の被覆は無事に見えても、中の細い銅線が何本か切れてしまっている状態を指します。
断線を引き起こす主なNG行動
- 本体にコードをきつく巻きつける: 収納時にドライヤー本体にコードをぐるぐる巻きにするのは、最もやってはいけない保管方法の一つです。 特に、本体とコードの接続部分である「コードの根元」に強い負荷がかかり、断線の原因となります。
- コードを強く引っ張ってコンセントから抜く: プラグ部分ではなく、コードを掴んでコンセントから引き抜く行為は、プラグ内部やコードの根元にダメージを与えます。
- コードがねじれたまま使用・保管する: ドライヤーを使っているうちにコードは自然とねじれてきます。このねじれを解消しないまま使い続けたり保管したりすると、コードの特定の部分にストレスが集中し、断線しやすくなります。
内部断線が起こると、電気が流れる道が狭くなるため、電気抵抗が大きくなります。 この抵抗によって熱が発生し、コードの一部が異常に熱くなるのです。
コンセントや延長コードの問題
ドライヤー本体やコードに問題がなくても、電気の供給元であるコンセントや、使用している延長コードが原因で熱を持つケースもあります。
まず考えられるのが、たこ足配線による過負荷(オーバーロード)です。ドライヤーは、電子レンジやアイロンと並んで非常に消費電力が大きい家電製品です。 そのため、同じコンセントや電源タップから他の家電製品と同時に電力を取ると、供給元(コンセントや延長コード)の定格容量を超えてしまい、過負荷状態になることがあります。 これが原因で、コンセントの差し込み口やプラグ、延長コード自体が熱くなるのです。
次に、コンセントとプラグの接触不良も原因となります。 壁のコンセントの差し込み口が長年の使用で緩くなっていたり、プラグの刃の間にホコリが溜まっていたりすると、接触が不完全になります。この状態で大電流が流れると、接触部分で火花が起きたり、異常な発熱を引き起こしたりします。これは「トラッキング現象」による火災につながる可能性もあり、非常に危険です。
ダイソンドライヤーを使用する際は、できるだけ壁のコンセントに直接、単独で接続することが推奨されています。
本体の内部的な問題
フィルターの掃除をしても、コードの扱い方に気をつけても、コンセント周りを確認しても症状が改善しない場合、ドライヤー本体の内部に問題がある可能性が考えられます。
例えば、長年の使用によるモーターの劣化や、内部の電子回路の故障などが挙げられます。これらの内部的な不具合によって、正常な電流制御ができなくなり、結果としてコードが熱を持つことがあります。 ダイソンドライヤーは、温度を一定に保つためのセンサーや、風量を制御するためのマイクロプロセッサなど、高度な電子部品で構成されています。これらの部品が何らかの原因で故障すると、予期せぬトラブルにつながることがあります。
本体内部の問題は、ユーザー自身が分解して修理することはできません。 無理に分解しようとすると、感電やさらなる故障の原因となるだけでなく、メーカーの保証対象外となってしまいます。 このような場合は、速やかに使用を中止し、メーカーのサポートに相談することが唯一の安全な対処法となります。
今すぐできる!コードが熱くなった時の対処法

ドライヤーのコードが熱いことに気づいたら、火災などの思わぬ事故を防ぐためにも、迅速かつ適切な対応が求められます。パニックにならず、まずは安全を確保するための行動を取りましょう。ここでは、異常に気づいた時にすぐ実践できる具体的な対処法を3つのステップでご紹介します。
まずは使用を中止し、電源プラグを抜く
コードの熱さに気づいたら、何よりもまず、ドライヤーのスイッチを切り、コンセントから電源プラグを抜いてください。 これは、安全を確保するための最も重要で基本的な行動です。特に、焦げ臭いにおいがしたり、コードが触れないほど熱くなっていたりする場合は、内部でショートが起きかかっている可能性があり、非常に危険な状態です。
プラグを抜く際は、必ずプラグ本体をしっかりと持ち、まっすぐ引き抜きましょう。コード部分を引っ張って抜くと、コードの根元や内部の断線をさらに悪化させる原因となります。
電源を切り、プラグを抜いた後は、ドライヤー本体とコードが自然に冷めるまでしばらく放置してください。熱を持っている状態でコードを触ったり、すぐに原因を調べようとしたりすると、火傷をする危険性があります。少なくとも10分〜15分程度は時間を置き、安全な温度まで下がったことを確認してから、次のステップに進みましょう。
フィルターの掃除方法
コードの熱が冷めたら、次に確認すべきは「フィルターの目詰まり」です。前述の通り、フィルターの詰まりは本体やコードが熱くなる最も一般的な原因の一つです。
ダイソンドライヤーのフィルターは、通常、ハンドルの下端にあります。モデルによって多少形状は異なりますが、基本的な掃除方法は共通しています。
フィルターの基本的な掃除手順
- フィルターカバーを外す
ハンドルをしっかり持ち、下についているフィルターカバーを少しひねりながら下にスライドさせて取り外します。 多くのモデルでは磁石で固定されているか、簡単なロック機構になっています。 - フィルターのホコリを取り除く
フィルターカバーの内側や、本体側のメッシュ部分に付着したホコリを、乾いた布やティッシュ、柔らかいブラシなどを使って優しく取り除きます。 頑固な汚れは、使い古しの歯ブラシなどで軽くこすると落ちやすいです。 - フィルターカバーを洗浄する(プロモデルなど)
一部のモデルでは、フィルターカバーを水洗いすることが可能です。 取扱説明書を確認の上、可能な場合はぬるま湯と中性洗剤で優しく洗い、完全に乾かしてから元に戻してください。 水気が残っていると故障の原因になるため、最低でも24時間以上は自然乾燥させることが重要です。 - 元に戻す
掃除が終わったら、フィルターカバーを正しい位置にはめ込み、カチッと音がするまで、あるいは元の位置までしっかりと戻します。
月に一度はフィルターの状態をチェックし、掃除する習慣をつけることで、トラブルを未然に防ぎ、ドライヤーの性能を最大限に保つことができます。
コードの正しい使い方と保管方法
フィルターを掃除しても症状が改善しない場合、あるいは日頃からコードの断線を予防するためにも、コードの正しい使い方と保管方法を徹底することが重要です。
コードを扱う際の注意点
- 根元を曲げない: ドライヤー本体とコードの接続部分は、最も負荷がかかりやすい場所です。使用中も保管時も、この根元部分を鋭角に折り曲げないように意識しましょう。
- ねじれを解消する: 使用後は、コードのねじれをまっすぐに戻してから保管する癖をつけましょう。
- プラグを持って抜く: コンセントから抜く際は、必ずプラグ本体を持つことを徹底します。
推奨される保管方法
最もやってはいけないのが、本体にコードをきつく巻きつけることです。 では、どのように保管するのが良いのでしょうか。
| 保管方法 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| フックに掛ける | コードの根元に負担がかからず、最も理想的な方法。 | フックを設置する場所が必要。 |
| コードをゆるく束ねる | 市販のコードクリップやマジックテープで、大きめの輪を作るようにゆるく束ねる。根元に余裕を持たせるのがポイント。 | きつく束ねすぎると断線の原因になる。 |
| 購入時の箱や専用スタンドに収納 | 製品に合わせた設計で、コードに負担がかかりにくい。 | 収納スペースが必要になる。 |
これらの対処法を試しても、コードの熱が改善されない、あるいは明らかに異常な熱さや異臭がする場合は、自分で解決しようとせず、次のステップである「修理・交換の検討」に進む必要があります。
修理・交換が必要なケースと判断基準

セルフチェックや対処法を試しても、ダイソンドライヤーのコードが熱い問題が解決しない場合、製品自体に何らかの不具合が生じている可能性が高いです。無理に使い続けると大変危険なため、専門家であるメーカーに判断を委ねるのが賢明です。ここでは、修理を依頼すべき具体的なサインや、ダイソンの保証と修理サービスについて解説します。
こんな症状が出たら要注意!修理のサイン
以下のリストに挙げるような症状が一つでも見られる場合は、ご自身での対処は困難です。速やかに使用を中止し、修理を検討してください。
フィルターを掃除してもコードが熱いまま
コードの一部が触れないほど異常に熱くなる
焦げたような異臭がする
コードやプラグ部分が変色・変形している
コードを特定の角度に動かすと、電源が入ったり切れたりする
「バチッ」という音や火花が見える
本体から異音がする、または風が極端に弱い・出ない
LEDランプが赤く点滅するなど、エラー表示が出る
これらの症状は、内部断線が進行していたり、モーターや基板が故障していたりする可能性を示すものです。 特に、焦げ臭さや火花は火災に直結する非常に危険な兆候ですので、絶対にそのまま放置したり、再度電源を入れたりしないでください。
ダイソンの保証期間と修理サービス
修理を依頼する前に、まずお持ちのドライヤーが保証期間内かどうかを確認しましょう。
保証期間について
ダイソン製品には、購入日から2年間のメーカー保証が付いています。 この期間内に、取扱説明書に従った通常の使用で発生した製造上の欠陥や不具合については、無料で修理または交換のサービスを受けることができます。 購入日を証明するために、購入時のレシートや領収書、オンラインストアでの注文履歴などを大切に保管しておきましょう。 製品登録を済ませておくと、保証サービスをスムーズに受けられます。
保証期間外の修理について
保証期間の2年を過ぎてしまった場合でも、有償で修理サービスを利用することが可能です。修理費用は故障の内容によって異なりますが、ウェブサイトの情報によると、修理箇所に関わらず一律の料金(例:22,000円)が設定されている場合があるようです。 費用は変更される可能性があるので、必ず依頼時に公式サイトやお客様相談室で最新の情報を確認してください。
また、ダイソン公式以外にも、家電修理を専門に行う業者でコード交換などの修理を受け付けている場合があります。 費用は公式より安価な場合がありますが、メーカー保証の対象外となる点や、使用される部品が純正品でない可能性がある点を理解した上で検討する必要があります。
修理依頼の方法と流れ
ダイソンに修理を依頼する場合、主にオンラインまたは電話での申し込みとなります。
修理依頼の一般的な流れ
- 公式サイトまたはお客様相談室へ連絡
ダイソンの公式サイトにあるオンラインサポートページから、または「ダイソンお客様相談室」へ電話して、製品の症状を詳しく伝えます。 その際、製品のシリアルナンバー(通常、コードのラベル部分に記載)を伝えると手続きがスムーズです。 - 修理品の集荷手配
オペレーターの案内に従い、修理品を引き取りに来てもらう日時を調整します。 ヤマト運輸などの配送業者が、梱包用の箱と伝票を持って自宅まで集荷に来てくれるため、自分で梱包材を用意する必要はありません。 ドライヤー本体と、場合によってはACアダプターなどを準備しておきましょう。 - 修理・診断
ダイソンのサービスセンターに製品が到着後、専門の技術者による診断と修理が行われます。 - 返送
修理が完了した製品、または交換品が自宅に届けられます。 修理にかかる期間は状況によりますが、製品の発送から通常1週間程度で手元に戻ってくることが多いようです。
故障かなと思ったら、まずは気軽に相談してみることが大切です。専門のスタッフが適切なアドバイスをしてくれます。
ダイソンドライヤーを安全に長く使うためのポイント

高価で高性能なダイソンドライヤーだからこそ、一度手に入れたらできるだけ長く、そして安全に使いたいものです。日々の少しの心がけで、故障のリスクを大幅に減らし、製品の寿命を延ばすことができます。ここでは、ダイソンドライヤーを快適に使い続けるための3つの重要なポイントをご紹介します。
定期的なメンテナンスの重要性
日々のメンテナンスは、ドライヤーの性能を維持し、トラブルを未然に防ぐ上で最も効果的な方法です。特に重要なのが、フィルターの掃除です。
前述の通り、フィルターの目詰まりは、風量の低下だけでなく、本体やコードの異常な発熱を引き起こす主な原因となります。 メーカーも月に1回程度のフィルターチェックを推奨しています。 掃除方法はとても簡単で、フィルターカバーを外してホコリを取り除くだけなので、数分で完了します。 これを習慣化するだけで、モーターへの負担が軽減され、常に最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。
また、掃除の際には、コード全体に傷や変形、被覆の破れなどがないかを目視でチェックする習慣をつけると、より安全です。日頃から製品の状態に関心を持つことが、早期に異常を発見し、大きなトラブルを防ぐことにつながります。
正しい保管方法で断線を防ぐ
ドライヤーの故障原因として非常に多い「コードの断線」は、そのほとんどが誤った保管方法によって引き起こされます。 以下の点を守るだけで、断線のリスクを劇的に減らすことができます。
本体に巻きつけない: これが最も重要なポイントです。 コードを本体にきつく巻きつけると、根元部分に強いストレスがかかり続け、内部断線の原因となります。
フックなどに吊るして保管する: 洗面所の壁などにフックを取り付け、ドライヤーのハンドル部分を掛けて保管するのが最も理想的です。 これにより、コードが自重で自然に垂れ下がり、根元に全く負担がかかりません。
*ゆるく束ねて保管する: もし吊るす場所がない場合は、コードを直径10cm以上の大きな輪になるようにゆるく束ね、市販のコードバンドやマジックテープで留めましょう。この時も、根元部分には必ずゆとりを持たせることが大切です。
購入時に付属していた滑り止めマットや収納ストラップをうまく活用するのも良い方法です。 少しの工夫でコードの寿命は大きく変わります。
延長コード使用時の注意点
ダイソンドライヤーは、そのパワフルさゆえに消費電力が非常に大きくなっています(モデルによりますが約1200W)。 そのため、延長コードの使用は基本的に推奨されていません。 壁のコンセントに直接接続して使用するのが最も安全です。
しかし、コンセントの位置などの関係で、どうしても延長コードを使わなければならない場合は、必ずドライヤーの消費電力に対応したものを選ぶ必要があります。
延長コードには「定格容量」という、安全に使用できる電力の上限値が必ず記載されています。「合計1500Wまで」といった表示がそれにあたります。ダイソンドライヤーの消費電力は1200Wなので、少なくとも1500W以上の定格容量を持つ延長コードを選ばなければなりません。容量の小さい細い延長コードを使用すると、コード自体がドライヤーの消費電力に耐えきれず、異常に発熱したり、溶けてしまったりする可能性があり大変危険です。
また、延長コードを使用する場合でも、たこ足配線は避け、ドライヤー単独で使用するようにしてください。安全に使い続けるために、電源周りの環境にも気を配りましょう。
まとめ:ダイソンドライヤーのコードが熱いと感じたら、まずは原因を確認しよう

この記事では、ダイソンドライヤーのコードが熱くなる原因とその対処法について、詳しく解説してきました。
お使いのドライヤーのコードが熱いと感じたときは、慌てずにまず使用を中止し、電源プラグを抜くことが最も重要です。 安全を確保した上で、以下の3つのポイントを確認してみてください。
- フィルターの掃除: ハンドル下部のフィルターにホコリが詰まっていませんか? 定期的な掃除は、異常な発熱を防ぐ最も効果的なメンテナンスです。
- コードの使い方と保管方法: 本体にコードをきつく巻きつけたり、根元を強く曲げたりしていませんか? コードに負担をかけない優しい取り扱いが、断線を防ぎます。
- コンセント周りの環境: たこ足配線や、定格容量の低い延長コードを使用していませんか? ドライヤーは壁のコンセントに単独で接続するのが基本です。
これらのセルフチェックで原因が特定でき、解決すれば安心ですが、もし「触れないほど熱い」「焦げ臭い」といった危険なサインが見られる場合や、対処しても改善しない場合は、内部の故障が考えられます。その際は、絶対に自分で分解しようとせず、速やかにダイソンの公式サポートに相談してください。
日頃からの正しい使い方とメンテナンスを心がけることで、ダイソンドライヤーを安全に、そして長く快適に愛用し続けることができます。



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